そもそも「成婚」って何ですか?
結婚と違うのかな。
「成婚」って、婚活をしていなければ普段は聞くことのないワードですよね。
結婚相談所での説明で初めて、「成婚退会」という言葉を聞くと思います。
ここでは
- 成婚の意味
- 成婚のタイミング
- 成婚退会をする前に
このような内容をお伝えしていきます。
結婚相談所での成婚退会がゴールではありませんよ。
もくじ
成婚とは
まず、成婚とはどういうことなのかその意味を抑えておきましょう。
結婚相談所での「成婚」とは、
真剣交際をした後、お互いに結婚の意思を確かめること
自分一人の気持ちでは成婚にはなりません。
真剣交際を通して、この人となら結婚してもいいなと思ったということですね。
一般的な恋愛交際の場面で例えると、プロポーズをしたと言うことです。
この段階ではもちろん結婚でありませんよね。
婚約みたいな感じ、結婚に向けてのお互いの気持ちを確かめ合った段階です。
なので、「成婚=結婚」ではないということです。
成婚退会の意味
では、成婚退会とはどういうことでしょうか。
結婚相談所には「成婚退会」というシステムがあります。
文字通り「成婚したら退会をする」ということなのですが、それぞれの結婚相談所で成婚の定義が違うので退会に至る状況も様々になってきます。
成婚料についてはこちらの記事に書いていますのでチェックして下さいね。↓
成婚退会のタイミングはどうなの?
では、成婚退会のタイミングはいつなのでしょうか。
通常ですと、お互いに結婚の意志を確かめあったら結婚相談所の担当スタッフ(カウンセラー)に連絡をして退会となります。
二人が同じ結婚相談所を利用していない場合は、それぞれの結婚相談所の担当スタッフ(カウンセラー)に同じ時期に成婚退会の意思を伝えるといいでしょう。
加盟している結婚相談所の団体が同じ場合、データを共有できるので他の結婚相談所を利用している方とマッチングすることもあるんですよ。
また、結婚相談所によって成婚退会のタイミングが違ってきます。
IBJメンバーズのように3ヶ月または6ヶ月と活動期間を定めていたり、明確に決めていない結婚相談所もあります。
大体の活動期間の目安を定めているところは多いようです。
とは言え結婚相談所の公式サイトを見ても、ぱっと見ただけでは詳しい活動内容や期間などはなかなか分かりません。
なので、事前に資料請求をして調べたり無料相談などを利用して直接尋ねてみるようにしましょう。
結婚相談所での成婚退会、その後破談になることあるの?
先ほどもお伝えしましたが、成婚は結婚(入籍)ではありません。
お互い結婚する意思があるということ。
この段階で通常、結婚相談所を退会することになります。
結婚へのレールが敷かれている段階なので、退会後は結婚準備をしてめでたく結婚!に至るのが普通です。
ですが、残念なことに破談になることもゼロではありません。
高額な費用と時間を費やして成婚料まで払ったのに破談だなんて、考えたくもないですよね。
とは言えフツーの恋愛でもそうですが、口約束で結婚しようと思っていても、婚約後にトラブルとなり婚約破棄と言う最悪の事態が起こることもあります。
では、どうして成婚退会後に破談になることがあるのでしょうか。
考えられる破談の原因
成婚退会後に破談となる原因を考えてみました。
以下のようなことが考えられます。
真剣交際中に見えなかったことが見えてきた
交際中はドキドキワクワクしながらも、自分の結婚相手としてどうなのか、見極める必要があります。
こちらの記事も参考にしてくださいね。↓
お見合いの時や仮交際の時は、楽しいとかフィーリングが合うとかそういう感じだけでも大丈夫なのですが、真剣交際となるともう少し深く相手を知ることが大切になってきます。
結婚後に新たな発見があることは新鮮で、それはそれでイイ事ことです。
ですが、結婚前に価値観や結婚観を知ることはとても大切です。
そうは言っても、お相手が本心を見せてくれなかったり大事なことを見逃してしまうこともあるんですね。
例えば、金銭感覚だったり女性の仕事に対する考え方だったり。
また、将来子どもを持つかどうか、子どもの教育に対する考え方の違いなども破談の原因になるようです。
お相手の親との関係
結婚は二人の問題なのに、現実はそう簡単なものではないのですね。
私個人としては、プロポーズの前にお互いの親御さんに会うことが必要だと思っています。
結婚する当人同士は
「もう子どもじゃないんだから・・」とか
「30歳も半ばなんだから」
という気持ちがあると思いますが、親の方からすればいつまでたっても子どもなんです。
「プロポーズされてお互い結婚する意思が固まった後に両親への挨拶をする」という流れの結婚相談所もありますが、これは私的には危険だと思っています。
たとえ賛成されなくても、「本人がいいのなら」と認めてくれればいいのですが、親御さんが反対をして破談になることもあるんです。
親御さんと結婚を考えている相手の価値観が、全く同じというということはありえません。
違って当然なんですよね。
相手を紹介してはじめて、親の価値観が分かることもあります。
親から反対された場合、説得をして結婚しようと思うのか、親の言うことに納得して結婚をやめてしまうのか、それは分かりません。
ではどうしたらいいのでしょうか。
真剣交際が進んで結婚について色々と話をする段階で、お互いに親と会っておくことです。
ご両親の実家が遠方ですぐに会えなくても、テレビ電話など画面越しにでも会っておきたいものです。
結婚までの考え方の不一致
スケジュール感が合わないのも破談の原因になる場合も。
結婚式や披露宴、新婚旅行、そして新生活の準備など、成婚退会後に考えなくてはいけないことがたくさんあります。
女性は年齢のこともあるし、どんどん先に進んで早く入籍したいと思っているかもしれません。
ですが男性側からしてみると、「今は忙しいしあと半年から1年くらい後でもいいかな」と思っているかもしれません。
話し合いで解決できることが多いと思いますが、お互いに納得できずイライラして喧嘩が絶えなくなると破談になってしまうケースもあります。
決め事も多いですしね。
成婚退会をする前に確認すべきこと
成婚退会をした後に悲しい結末にならないためにも、確認すべきことを抑えておきましょう。
このサイト内で何度も伝えしていますが、相手を知ることは大事なこと。
そしてそのことをあなたは許せるか(認めるか)どうかがポイントです。
「婚活での真剣交際の進め方を伝授」の記事には、以下のことを確認しましょうと書いています。
もう一度確認しておきましょう。
- お互いの親との関係
- 子どもは何人欲しいのか
- どの地域に新居を構えるのか(賃貸か購入か)
- 入籍はどうするのか(結婚式なども)
- 結婚後の仕事について(転勤の有無なども)
- お金の管理
そして、お互いにリラックスできる関係なのかも考えておきたいところ。
成婚退会をしたら何をしたらいいの?
いよいよ成婚退会が決まったら次は何をしたらいいのでしょうか。
もちろん結婚へ向けてすべきことを淡々とすること。
真剣交際の時に話し合いができていればいいのですが、不十分なことがあったら納得がいくように話し合いましょう。
決めなければいけないことがたくさんあります。
細かいことから一つ一つ、自分だけではなくパートナーのこと、お互いの両親のことに気を配りながら、結婚式場や内容、引き出物、新婚旅行、住む場所などなど、あげたらキリがありません。
本当にめんどくさい作業が続くのですが、これから長い人生を歩むパートナーとして乗り越えていきましょう。
まとめ:成婚退会は結婚へ繋がる道です
今回は成婚退会のタイミング、そして成婚退会がゴールではないということをお伝えしました。
交際の進み具合やお互いの気持ち、考え方などでタイミングは違ってくるものだと思います。
そしてそれらの状況を理解して、寄り添ってくれるのが結婚相談所の担当スタッフ(カウンセラー)だと思っています。
成婚退会をする前に、悩みなどがあったら担当スタッフ(カウンセラー)に相談しましょう。
退会後に後悔しないためにもできる限り解決しておきましょう。
結婚式や結婚生活などについてもアドバイスをしていただける結婚相談所もありますよ。
失敗なく婚活を終えるためにも、入会前に結婚相談所の「婚活」に対する考え方を理解することは大切です。
多くの結婚相談所では無料相談や無料体験を実施していますので、可能な限り利用しましょう。
即決する必要はないのです。
じっくり悩んであなたに合った結婚相談所を見つけてくださいね。
ネット上には様々な口コミがあり悪い口コミも多く見られます。
その理由の一つとして、本人が望む婚活と違う結婚相談所に入会したということ。
婚活の第一歩はあなたに合った結婚相談所を見つけることから始まります。