価値観ってそんなに大事なんですか~?
価値観が同じじゃないと、幸せになれないんですか~?
そもそも「価値観」って何ですか?
よく分かりません。
幸せな結婚生活を送るためには「価値観が大事」だとよく言われますよね。
私も正直そうだな、、と思うところはいっぱいあります。
とはいえ、結婚を決めたふたりはそれぞれ違った別々の環境で育ってきたんですから、価値観は違っていて当たり前なんですよね。
今日は価値観についてです。
この記事では
- 価値観とは何か
- 結婚に価値観は必要なのか
- 価値観の違いについて
- 価値観の違いを乗り越える方法
これらのことが分かります。
結論は、「みんな違ってみんなイイ」のです。
パートナーを尊重し思いやる気持ちが大事なのです。
もくじ
そもそも結婚に関する価値観って何なの?
そもそも「価値観」って何なのでしょう?
価値観が同じ人と結婚しましょうとか言われますよね。
全くいつも意見が分かれていては面白くありませんし、楽しくないですよね。
特に女性は共感してほしい動物ですから。
【価値観】
物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断。「価値観の相違」引用:goo辞書
「価値観」とは、物事を決めたり進めたりするときに判断となる基準、考え方のことです。
結婚生活の不満な理由は「性格・価値観の不一致」
先ほどもお伝えしましたように、「価値観」が大事で、その基準は同じことが望ましいのですね。
その理由は調査結果にも出ています。
幸せな結婚生活が破綻するとき、離婚理由の1位に挙げられています。
「性格・価値観の不一致」
毎日の生活の積み重ねでどうしても理解できなかった価値観のミゾが埋まらずに、離婚という結果になるようです。
価値観の違い → パートナーの嫌な部分 → どうしても許せない部分 → パートナーの性格がキライ
結婚生活のイメージや生活していくうえでの判断基準は、結婚に大きな影響を与えていることは間違いありません。
チェックしたい価値観の違いとは
結婚生活において注意したい価値観は主に5つあります。
ひとつずつチェックしていきましょう。
お金に関する価値観
金銭感覚はとても大きい問題です。
浪費家だったり節約家だったり、自分の判断の許容範囲を超えてしまうとトラブルのもとになったりします。
お金の使い方や貯蓄の仕方など、お互いが同じことが望ましいです。
家事や生活全般に関する価値観
細かい事のようですけど、ちりも積もれば・・なので、生活に関することもチェックしておきたいものです。
結婚をして初めて気づくことが多いんですよね。
洗濯の頻度や掃除の頻度、入浴の仕方や清潔面に関してなど、いろいろと挙げたらきりがありません。
この価値観の違いを「たいしたことではない」と思うか、そうでないかはあなた次第ということになります。
そういえば私は夫に言われたことがあります。
夫:「洗濯物はため込まずにその日のうちに洗ってほしい」
わたし:「・・・・。」
私も仕事をフルタイムでしていましたから平日は忙しかったんですね。
なので掃除、洗濯は休日に行うのがフツーだったんです。
言われて初めて価値観の違いに気が付きました。
子ども・教育に関する価値観
結婚当初は気が付かない子どもや教育に関する価値観も重要です。
後々、トラブルのもとになります。
自由に育てたいとか習い事をたくさんさせたいとか。
子どもにも意思があるんですが、どうしても親の意見が優先されてしまいがちです。
なので、子育ての方針はもちろん協力してもらえるかどうかも大事なチェック項目です。
両親や親戚づきあいに関する価値観
結婚は本人たちだけの問題ではなくなるので(二人はそう思っていなくても)永遠についてくる問題です。
こんなはずじゃなかった・・と思わないで済むように、結婚前によく話し合っておくほうがいいでしょう。
両方の親や親戚に対する距離感。
男性と女性はかなり違います。
男性は一般的にマザコンなので、近距離に住んでいると両親のもとには頻繁に訪問したがると考えたほうがいいです。
また、将来同居するのかしないのか、親が倒れた場合はどうするのか、話しにくい事にも触れておくほうがいいかなと思います。
いくつか価値観の違いを挙げましたが、細かいことはまだまだあります。
価値観は違って当たり前だと考えよう
よくよく考えると、パートナーとの価値観は大なり小なり違っていて当然なんですよね。
育ってきた環境は違いますし食べてきたものも受けてきた教育だって違う訳です。
なので「同じ価値観」の人なんているはずがないのです。
「価値観が近い」と思える人はいると思います。
価値観が違う二人が縁あって知り合い、結婚することになったんですから奇跡なんですよね。
価値観が近いから、お付き合いをしている間も居心地が良かったんだと思いますね。
なのでここで大事なことは、「パートナーの価値観を尊重する」ことです。
パートナーのことを思いやって考えると解決することは多いものです。
価値観の違いを乗り越えるには
結婚前に確認したはずなのに、結婚して初めて分かることはたくさんあります。
そんな時、小さな違いを感じてそのことで頭がいっぱいになると、だんだんと大きな問題に思えてきて許せなくなってしまいます。
そうなる前に、小さいうちに問題の芽は摘み取っておきましょう。
パートナーの価値観を尊重する
先ほどもお伝えしましたように、パートナーの気持ち、価値観を尊重しましょう。
相手を思いやるということですね。
違って当たり前なんですよね。
パートナーの考えをすぐに否定せず、受け入れる余裕を持ちましょう。
違いを感じたら相談をし確認する
違いや違和感を感じたら小さい事でも相談をしましょう。
大きな問題になる前に確認することはとても大事です。
「言わなくても分っている」というのは大きな間違いです。
言わないと分かりません。
小さなすれ違いや考え方の違いが、後々大きな問題になって取り返しのつかないことになるかもしれません。
パートナーの考えを受け入れたうえで、自分の気持ちを伝えるようにしましょう。
お互いの価値観の歩み寄りが必要
価値観が同じほうが居心地がいいのは間違いありません。
口に出し言わなくても大体わかってくれるのですから。
ですが、結婚した彼と価値観が同じじゃなくても深刻な問題ではないんですよ。
大事なことはパートナーの価値観を受け入れられるかということ。
そして、お互いに寄り添うことができるかということ。
時には一晩中話し合ったり時には喧嘩もしたり。
お互いの考えを理解するように努めましょう。
自分の価値観の中で、どうしても譲れないものもあるはずですよね。
同じようにパートナーにも譲れない価値観があるはずです。
それらの事柄に対して納得がいくまで話し合うことが大切です。
そうすることで少しずつ二人のルールができてきて、居心地がいい「似たもの夫婦」になっていくんじゃないかなと思います。
まとめ:パートナーを思いやる気持ちが大事
私は20代前半、「結婚するなら絶対に価値観が同じ人がいい」と思っていました。
自分が一番だったんですね。
自分の価値観が一番正しいと傲慢だったんですね。
ですがそんなことはあり得ません。
自分だけが絶対に正しいなんてないんです。
結婚は価値観の違う二人が一緒に生活するから面白いんです。
新しい発見もあります。
大切なことは、何度も言いますが「パートナーを尊重できるか」ということです。
私もいろいろと経験してきて、今だから分ること、今だから言えることがたくさんあります。
もちろん、価値観が同じだということは強い味方になるけれど、違っていても仲が良い夫婦はたくさんいます。
こちらの記事も参考になると思います。↓
何ども話し合い、お互いを補い合えるような素敵な関係をめざせればいいですね。