結婚したいけど、貯金もあまりなくて費用が心配です。
結婚に関する費用の相場っていくらなんでしょう?
早く結婚したくて婚活を始めたけど、気になるのは「お金」ですよね!
婚活もお金かかりますが結婚するとなるとやはり出費がかさみます。
ここでは、
- 結婚式での費用の相場
- 結婚式以外での費用の相場
- 自己負担額について
- 今どきカップルの予算の使い方
主にこのような内容をお伝えしていきます。
地域によってもかかる費用は多少違ってきますが、大体の目安として参考にしていただければと思います。
もくじ
結婚に関する費用の相場って?
婚活が順調に進みようやく結婚が決まって嬉しいのも反面、結婚に関する費用が最大の問題だと言えるかもしれません。
地域差はありますが、一般的に400万円から500万円かかると言われています。
ゼクシィの結婚トレンド調査によると、結婚に関する総額は469.2万円。
この金額は結婚に関することとして、両家の顔合わせなどの婚約に関することに始まり、結婚式・披露宴、そして新生活への準備などの平均の金額です。
披露宴などを行わなければその分費用は安くなります。
私はこの金額を「高い!」と思わず叫びたくなりました笑
「結婚」するということはお金がかかるんだなあと改めて感じますよね。
挙式・披露宴に関する費用の相場
結婚式に関する費用は約362.3万円です。
30歳から34歳では平均349.2万円、 35歳以上の平均となると261.9万円という調査結果でした。
また、 九州や福島などが平均よりも高く北海道では費用が安い傾向にあります。
東海や首都圏が高額かなというイメージだったのですが、意外とそうではありませんでした。
- 披露宴での料理代や飲み物代、引き出物代が費用の多くを占めます。
- 挙式料、新郎新婦の衣装や写真・ビデオ代
- 会場費用
- 司会者、細かい演出の費用など
(招待者の人数にも関係してきますね)
ウェルカムアイテムなどこちらで準備して持ち込むと、持ち込み料を取られる場合もありますので事前に式場に確認しておきましょう。
招待客の人数と一人当たりの費用
招待するお客様の数によって、結婚式費用が違ってくるということをお伝えしました。
では、平均での招待客数はどうなのでしょう。
ゼクシィの調べによると、披露宴の招待客人数の平均は66.3人。
この中で親族の人数が年々減少しているという調査結果でした。
一昔前ですと披露宴と言うと親戚、親族への顔見せの場として、多くの親族が出席していたイメージですが、今は学生時代の友人や同僚が多く出席しているようです。
そして招待客の一人当たりの費用は約19,000円。
これは年々増加傾向にあり、首都圏や東海、関西地方は約2万円で平均値より上回っています。
披露宴のイメージも以前と違っています。
以前は披露宴と言うと新郎新婦はひな壇に挙げられているというイメージでしたが、今は「人前式」が増加傾向にあります。
なので披露宴というよりも披露パーティーという雰囲気、アットホームで手作り感満載と言う感じですね。
新郎新婦はゲストにおもてなしをしつつ、ゲストも参加してもらうと言う感覚が強いようです。
おもてなしをしたいという感覚は、ウェルカムボードなどの式場の演出や招待客一人当たりに対する費用からも分かりますね。
結婚式以外の費用の相場
では次に結婚式以外の費用についてお伝えします。
結婚という一大イベントのために、挙式や披露宴の他にも様々な費用がかかってきます。
婚約に関する費用
結納、両家の顔合わせのための食事会などに関する費用です。
「顔合わせ食事会」を行った場合は約65,000円、「結納式と食事会」を行った場合は約227,000円という調査結果が出ています。
結納とは伝統的な婚約の儀式です。
男性側の親が結納品を持参して口上を述べます。
結納済ませた後は当人同士を含め両家で会食をするのが一般的です。
(仲人がいれば一緒に)
結納行う場所の設定などは女性側の親が行います。
最近では結納を省略し、顔合わせの食事会を行うカップルが増えているようです。
ちなみにこの費用には、婚約指環などは含まれません。
新婚旅行に関する費用
次に新婚旅行に関する費用です。
行き先や日数、時期などによっても違ってくる旅行費ですが、だいたい約651,000円をかけているようです。
同じ行き先でもホテルのグレードやオプションなどのプラン内容も様々なので、よく話し合って決めたいですね。
新婚旅行に行くための準備費用やお土産代なども頭に入れておきましょう。
挙式や披露宴よりも新婚旅行にお金をかけたいというカップルも多いです。
新生活に関する費用
新婚生活の準備は色々とイメージが膨らんで楽しいですよね。
この新生活に関する費用は平均して723,000円という調査結果です。
主な内訳は真剣関する初期費用や引越し費用、家具や家電などです。
この費用はどこまで揃えるかがカギになってくると思います。
どちらかの親と同居する場合はすでに揃っている家具も多いでしょうし、別居する場合でも一人暮らしをしていたのなら使っていた家具を使うという方法もあるでしょう。
婚約や結婚式でかなり出費はかさみますので、必要最小限だけ揃えた後、二人で話し合いながら少しずつ買い揃えていくという方法もアリだと思います。
生活環境の違う二人が一緒に暮らすわけですから、考えが違って当然です。
よく話し合って必要なものを揃えていけるといいですね。
結婚に関する自己負担額はどうなる?
婚約や結婚式新婚旅行、そして新生活まで、結構費用はかかりますよね。
ですがこの費用を全て準備する必要はありません。
ゲストからのご祝儀や親からの援助です。
つまり自己負担額は
結婚に関する総額から入ってきたお金を引いた金額が自己負担額です。
(総額費用)- (入ってきたお金)=(自己負担額)
カップルの自己負担額は平均して149.5万円だと言われています。
これを2で割ると約747,500円。
最低この金額の貯金を目指しましょう。
今どきカップル、結婚するために何にお金をかける?
色々と結婚に関する費用面についてお伝えしてきましたが、今どきのカップルはこれらの項目の中で何にいちばん費用をかけるのでしょうか。
アニヴェルセル総研が調査したところによると、以下のような結果が出ました。
画像引用:アニヴェルセル総研
私は新婚旅行が一番かなと思っていたのですが、意外にも「どれもこだわらない」が半数近くを占めていました。
「結婚式を挙げるのが当たり前」ということが当たり前でなくなり、個人に応じて自由な考え方が活かされているのでしょう。
まとめ:パートナーとよく話し合うことが大事
結婚の理想と現実。
現実の面から「結婚に関する費用」についてお伝えしてきました。
婚活や交際、そして婚約、新生活までどの場面で予算を多く使うかは人それぞれ。
2021年のこの時代、オンラインお見合いやオンラインでの結婚式も行われるようになってきましたね。
結婚式での費用は最小限に抑え、新しい生活のために貯金しておきたいという考えもあるでしょう。
とはいえ「結婚」は人生の節目であり大きなイベントです。
個人的には反省することが多かった結婚式だったので笑
ブルーになったり喧嘩したりしやすい時期でもあるので、十分に話し合って乗り越えましょう。
そして思い出に残る「記念日」になるように家族や友人たちに祝福してもらいましょう。
とりあえず今は「婚活」と「貯金」ですね♪